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少々遅れましたが、今週の市況レビューです。
全体的な印象としては「非常に静か」
23日に360ドルからスタートし、週半ばにかけて一本調子に400ドルを目指す展開に。
しかし、26日から29日にかけて値上がり分全てを下げ、そこからまた落ち着いて
現状380ドル付近で均衡している状態。
その他主要仮想通貨の値動きで気になるのがRipple。結構堅調な名動きをしているようだ。
筆者も9月にRippleのオフィスに行ったのでもちろん注目はしているのだが、
26日から27日にかけて+30%もの急上昇があったようだ。
RippleはRipple Labによって統制された通貨システムなので、一部では人工的に価格が吊り上げられた
という見方もある。何はともあれボラティリティが向上していくのは間違いないだろう。
金の価格の動向を見ると少し上昇局面?と取れるかどうかきわどいが、多少のアップトレンドが観測できる。
ビットコインの価格に対して、金が先行指標だとしたらば買い場であるようにも取れる。
ただ、ビットコインが商品関連の価格と推移しているのだとしたら、
金の価格以外に原油の価格も見る必要がある。もちろん実需と強くリンクしているので
金ほどの類似性はないが、ここまで圧倒的に価格が下がるとビットコインにも影響するのではないか?
OPEC諸国が減産をしないことを発表したのか、それともシェールガスの影響かはおいておいて、
コモデティ市場が元気ないのは、ビットコインにとって良いことでないように思われる。
全体的に市場はやはり株にまだ目が向いているのだろう。ダウは至上最高値を更新し続けている。
しかしこの勢いはいつまでも続かないと見ている、日本株にしろアメリカ株にしろ、
どこかで一度調整はあるはずだ。その際にビットコインに資金が流入する可能性は十分にあると筆者は考えている。
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