ビットコインベンチャー, ビットコイン関連ビジネス

チャットでビットコインが送られる日

0
telebit

「”ちょっと金貸してくれない?”」
「”はいよ、0.1BTC”」
「”さんきゅー”」

もしかすると近い将来、このような感じでチャット上でお金のやり取りが行われる日が来るようになるかもしれない。

今回取り上げるのは、チャット上でビットコインのやり取りを可能にしたという2つのサービスについて。

1つは「TeleBit」。
これはメッセンジャーサービス、Telegram上につくられたサービスであり、
2月中旬にローンチされ、現在6,400人の登録ユーザーがいる。
(なお、Telegramの12月のMAUは5,000万人とのこと)

共同創業者のJonathan Harrisonが言うところでは、TeleBitのDAUは5,000人いて、
これまでのトータルのトランザクションは41BTCになるそうだ。

もう1つのサービスは「Bitcoin TipBot for Slack」と呼ばれるものである。
これはビットコインベンチャーのBlockTrailが提供しているサービスで、なんとSlackを利用してつくられている。
Slackを入れてしまえば、そこでコマンドを打つだけで、botが作動しビットコインが送金できてしまうようだ。
なお、レポートによれば、現在SlackのDAUは50万人いるとのこと。

このBitcoin TipBot、1月にオランダ・アムステルダムで開かれたハッカソンにおいて、
なんと2時間で作り上げられてしまったらしい。
ちなみに、こちらのソースはGitHub上でシェアされている。
https://github.com/blocktrail/slack-tipbot

なお、このように何かのストリーム上でビットコインのやり取りをするという点では、すでにChangeTipというサービスがあり、
こちらはTwitterのようなソーシャルメディア上でそのやり取りができる。

しかし、TeleBitのHarrisonは、このようなサービスと一緒にしないでほしいと主張する。
彼は、ソーシャルメディア上で行われるものと、メッセージプラットフォームで行われるものとは、
そもそもマーケットがかわってくると考えている。
その違いとは何か。
―”User Experience”である。

ソーシャルメディア上のサービスはTwitterなりFacebookなり、それらのメディアを介していることを意識せざるを得ないが、
TeleBitのようなメッセンジャー上のサービスだと、ビットコインそのものを直接やり取りできる感覚になるとのこと。

実際にやってみるとより分かるのだろうが、
メッセージのやり取りをする、という点ではどのサービス(メールでさえ)も一緒であるが、
そのUXの違いはサービスを選ぶ際に非常に重要になってくる。

ChangeTipは12月に350万ドルの資金調達を行ったようだが、
TeleBitを始め、メッセンジャー上でのビットコインサービスがどこまで受け入れられるか注目したい。

スポンサーリンク

コメントを残す